センター試験
私立大学入試とセンター試験
入試にセンター試験を採用した大学が増えてきている。国公立大学の一次試験としては以前から利用されてきたが、私立大学でもセンター利用入試という受験方法が増加しつつある。
私立大学がセンター利用入試を始めたのには、いくつかの理由が考えられる。まず、センター試験の問題の品質の高さが認められたことが一つの大きな理由である。センター試験は、ほぼ例年傾向が決まったものであり、受験生にとっては対策がしやすいところがある。たとえば英語は、語彙、文法、語法、段落補充、段落並び替え、長文、そして近年はリスニングが追加された。いずれも対策の仕方によってはある程度の得点を見込めるが、一教科でも満点を取るのは、教科にもよるが難しいだろう。つまり、センター試験は受験生のレベルを計るのに適していると言える。
もう一つ重要な理由は、大学が入試問題を作る手間を省けるということである。数年前には、予備校が大学に代わって問題作成を請け負うという事業を始めている。しかし、これには各予備校の問題傾向が出てしまったり、問題が外部に漏れてしまうという恐れもある。この点でも、センター試験が問題作成者の役割を果たすのに適しているといえる。
合否のボーダーラインは各大学によって異なるので、事前によく調べておこう。また必要科目も大学によって異なる。大学受験においては、希望の大学に合わせた受験計画を早めに練るのは、センター試験を受けるための大前提となる。